会社の決起会を行う意味
会社の決起会というものを、年始や年度初めに行う会社が結構ありますが、会社で行う決起会は、「全社員のコミュニケーション向上を図り、繁忙期を乗り切るために団結力を高め、今後の事業発展と目標を達成するための会」というのが大前提としてあります。
しかし、大きな会社で行う決起会では会社の上層部の人たちが壇上に上がり、会社の方針や業績発表などをして、発破をかけ、最後にみんなで食事をする会としか考えられておらず、一般社員はその場所にいるけれど全く興味を待たず、上層部の人たちの自己満足で終わってしまうケースが多々あります。
食事会でも、同僚や同期などといった顔見知りとしか会話もせず、ただ集まっただけで決起会によって団結力が高まったり、コミュニケーションやモチベーションが向上したりすることはあまり望めません。
レクレーションなどがあってコミュニケーションを深めようとする企画をするところもありますが、完全なる無礼講という雰囲気でもないため、やはり慣れたメンバーで固まりがちになってしまうでしょう。
会社の決起会でBBQをする時の特徴
最近では会社の決起会は屋外でバーベキューなどをしながら行う企業も増えてきています。
事業発展のためには、モチベーション向上は必須で、そのためにはコミュニケーションを深め、団結力を固めないといけません。
ホテルの宴会場などかしこまった場所での決起会では、なにも進歩しないでしょう。
自然の中に出て、「おいしいお肉や野菜を焼いて食べる」という目的のために、準備やセッティング、買い出しなどを行い、みんなで一段となってやることこそが「目標達成」の充実感を得られ、自然と団結力もでてくるでしょう。
また、屋外の開放的な状況の中で焼きたての食材を食べるために自然にグリルに集まるので、部署や役職など関係なく様々な人たちと交流を持つことができます。
普段ほとんど話すこともなかった上司の意外な一面を見たり、顔も知らなかった他の部署の人と思わぬ共通の趣味があり、話がはずむということもあるかもしれません。
幹事の方も無理やりレクリエーションなどを考えることもなく、自然と盛り上がるので気を遣わなくていいでしょう。
会社の決起会でBBQをする際に幹事となると、仕事をしながらBBQの準備をしなくてはいけません。準備だけでなく決起会の当日も忙しくて、BBQを楽しんでいる余裕もないでしょう。
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